Summer Camp 2010
野中文雄のActionScript 3.0による 三次元表現

2007年から毎年開催のロクナナワークショップ「Summer Campシリーズ」。4年目となる今年は、ActionScript 3.0プログラマーの方々を対象に「 3D表現を身につけよう！ 」をテーマにセミナーイベントを開催します。

Flash CS4から搭載された3D表現のためのActionScriptは、使いこなすことで表現の幅が大きく広がります。

これらのコンテンツはFlashPlayer 10以降で再生可能になります。FlashPlayer 10の普及率は、2010年3月の時点では、日本と北米はすでに97%となり、実案件として実際にリリースできる状況が整ったといえるでしょう。

本セミナーでは、ロクナナワークショップ講師で、Flash関連の書籍も多数執筆されている 野中文雄（のなかふみお）氏をお迎えし、ActionScript 3.0による3D表現を基本からしっかり習得していきます。

2010年6月に発売された野中氏の新刊著書「 ActionScript 3.0による三次元表現ガイドブック 」をテキストとして使用します。

この機会に、是非 表現の引き出しを増やしてください！

ActionScript 3.0の基本は学ばれた方を対象として、Flash Player 10/Flash CS4 Professionalから備わった3D空間と座標の扱いについて解説します。

3D表現について学ぼうとすると、ベクトルや行列を始め、馴染みのない用語や考え方に戸惑うかもしれません。けれども、基本さえ理解できれば、自分でスクリプトを組立てることは決して難しくはありません。本講座は、3D空間のスクリプティングについての基礎固めをします。

• 1.遠近法の投影 − PerspectiveProjectionクラス
  消失点／視野角／焦点距離
• 2.行列による座標変換 − MatrixおよびMatrix3Dクラス
  変換行列／Matrixクラスの座標変換／Matrix3Dクラスの座標変換
• 3.配列に型指定を加えた厳格なクラス − Vectorクラス
• 4.3D空間の位置ベクトルを扱う − Vector3Dクラス
  Vector3Dオブジェクトの座標変換／遠近法の投影／面の表裏を調べる
• 5.テクスチャマッピング − Graphics.drawTriangles()メソッド
  テクスチャマッピング／透視投影／カリング

• ActionScript 3.0の基礎知識（イベントリスナーが使える程度）がある方
• ActionScript 3.0を使ったFlash Player 10の三次元表現を習得したい方

※内容は変動する場合がございます。予めご了承ください。
※スクール形式（机あり）での受講です。PCの持ち込みは可能です。