Archive for 2009

20090710

【無料】Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ
インスピレーション セッション

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

無料イベント

クリエイティブカレッジは Yahoo! JAPAN と、ロクナナワークショップ が「 Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009 」のプレイベントとして開催する1日限りの無料セミナーです。

インスピレーション セッションは、4つめのセッションです。

開催概要

  • 日程:7月10日(金)
  • スケジュール: 14:00 – 15:00 マッシュアップ セッション 15:30 – 16:30 アニメーション セッション 17:00 – 18:00 コミュニケーション コンテンツ セッション 18:30 – 19:30 インスピレーション セッション
  • 出演者: 佐野勝彦(博報堂アイ・スタジオ) 中村洋基(電通))
  • 会場:東京・渋谷シアターTSUTAYA「 Prologue(プロローグ)」
  • 料金:無料(事前申し込み必要)

ブログなどでご紹介いただく際のバナーをご用意いたしました。

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

20090710

【無料】Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ
コミュニケーション コンテンツ セッション

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

無料イベント

クリエイティブカレッジは Yahoo! JAPAN と、ロクナナワークショップ が「 Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009 」のプレイベントとして開催する1日限りの無料セミナーです。

コミュニケーション コンテンツ セッションは、3つめのセッションです。

開催概要

  • 日程:7月10日(金)
  • スケジュール: 14:00 – 15:00 マッシュアップ セッション 15:30 – 16:30 アニメーション セッション 17:00 – 18:00 コミュニケーション コンテンツ セッション 18:30 – 19:30 インスピレーション セッション
  • 出演者: 馬場鑑平(株式会社バスキュール)
  • 会場:東京・渋谷シアターTSUTAYA「 Prologue(プロローグ)」
  • 料金:無料(事前申し込み必要)

ブログなどでご紹介いただく際のバナーをご用意いたしました。

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

20090710

【無料】Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ
アニメーション セッション

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

無料イベント

クリエイティブカレッジは Yahoo! JAPAN と、ロクナナワークショップ が「 Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009 」のプレイベントとして開催する1日限りの無料セミナーです。

アニメーション セッションは、2つめのセッションです。

開催概要

  • 日程:7月10日(金)
  • スケジュール: 14:00 – 15:00 マッシュアップ セッション 15:30 – 16:30 アニメーション セッション 17:00 – 18:00 コミュニケーション コンテンツ セッション 18:30 – 19:30 インスピレーション セッション
  • 出演者: 嶋田俊宏(面白法人カヤック)
  • 会場:東京・渋谷シアターTSUTAYA「 Prologue(プロローグ)」
  • 料金:無料(事前申し込み必要)

ブログなどでご紹介いただく際のバナーをご用意いたしました。

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

20090710

【無料】Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ
マッシュアップ セッション

Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

無料イベント

クリエイティブカレッジは Yahoo! JAPAN と、ロクナナワークショップ が「 Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009 」のプレイベントとして開催する1日限りの無料セミナーです。

マッシュアップ セッションは、1つめのセッションです。

開催概要

  • 日程:7月10日(金)
  • スケジュール: 14:00 – 15:00 マッシュアップ セッション 15:30 – 16:30 アニメーション セッション 17:00 – 18:00 コミュニケーション コンテンツ セッション 18:30 – 19:30 インスピレーション セッション
  • 出演者:山下達雄(Yahoo! JAPAN 研究所)
  • 会場:東京・渋谷シアターTSUTAYA「 Prologue(プロローグ)」
  • 料金:無料(事前申し込み必要)

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Yahoo! JAPAN × ロクナナワークショップ クリエイティブカレッジ

20090619

Spark67 Part2
Edge ActionScript Libraries

イメージ:Spark67 Part2 Edge ActionScript Libraries

イベント詳細

Flash・ActionScript開発のためのオープンソースコミュニティ「 Spark project 」より、Saqoosha(さくーしゃ)氏に FLARToolKit を、加茂雄亮(かもゆうすけ)氏に JSFL(Flash Javascript API)AtoZ をそれぞれご紹介いただきます。
オーガナイザーは、ロクナナワークショップの講師でありFlash関連の書籍も多数執筆されている大重美幸 氏。ActionScriptを鋭く分析!

開催概要

  • 日時:6月19日(金)18:00 – 21:00(開場17:30)
  • 会場:東京・代々木「 TKP代々木ビジネスセンター 2号館 B1
  • 出演者:Saqoosha(Katamari Inc.)、加茂雄亮(ロクナナ)
  • オーガナイザー:大重美幸(ロクナナワークショップ講師)、新藤愛大(BeInteractive!)
  • 料金:3,800円(税込み)※学生料金(数量限定):1,900円(税込み)

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Spark67 Part2 Edge ActionScript Libraries

20090619

Try the ActionScript 3D
野中文雄のFlash CS4で学ぶ3次元表現

Try the ActionScript 3D 野中文雄のFlash CS4で学ぶ3次元表現

イベント詳細

Flash CS4から搭載された3次元表現の機能を、ActionScriptから制御する方法を習得するための入門講座です。
講師はロクナナワークショップの人気講座「 野中文雄の応用力に差をつけるActionScript数学講座 」を担当され、Adobe Flashデベロッパーセンター への寄稿、Flash解説書籍の執筆など、幅広く活躍されている 野中文雄(のなかふみお)氏です。

開催概要

  • 日時:6月19日(金)13:00 – 16:15(開場12:30)
  • 会場:東京・代々木「 TKP代々木ビジネスセンター 2号館 B1
  • 講師:野中文雄(ロクナナワークショップ講師)
  • 料金:4,800円(税込み)※学生料金(数量限定):2,400円(税込み)

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Try the ActionScript 3D 野中文雄のFlash CS4で学ぶ3次元表現

20090603

【無料】本当は難しくないFlash/ActionScript 3.0超入門
(アップルストア 銀座)

本当は難しくないFlash/ActionScript 3.0超入門

無料イベント

Flash/ActionScript 3.0超入門講座(無料)をアップルストア 銀座にて開催いたします。ActionScript 3.0を習得する上で重要な概念であるイベント処理を解りやすく解説します。講師は、ロクナナのFlash デベロッパーであり、ロクナナワークショップ講師 加茂雄亮。
初心者にとって最初の壁であるaddEventListenerを一緒に乗り越えましょう!

開催概要

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本当は難しくないFlash/ActionScript 3.0超入門

イベントレポート

イメージ:本当は難しくないFlash/ActionScript 3.0超入門

2009年6月3日、アップルストア 銀座 にて「本当は難しくないActionScript 3.0超入門」を開催させていただきました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。超満員で立ち見の方も出るほどたくさんの方にお越し頂き、ActionScript 3.0が発表されてはや幾年経過していますが、これから勉強される方が非常に多いということを今回再認識できました。

今回のセミナー内容は超入門ということで、ActionScript 3.0のイベント・イベント処理について、簡単に解説。次にActionScript 2.0とActionScript 3.0で比較し、ActionScript 2.0の問題点と、それを改善したActionScript 3.0についてを解説。最後にActionScript3.0のaddEventListenerメソッドで、内部的になにが行われているのかを解説しました。

[スライド資料]

イベントは、ActionScriptにおいて非常に重要な概念のひとつです。ユーザーとコミュニケーションをするにしろ、画像をロードするにしろ、イベントはなくてはならない存在で、今後Flashクリエイターを目指す方には避けて通ることは出来ません。イベントを学習する上でActionScript 2.0とActionScript 3.0の最大の相違点は、ActionScript 3.0の方がより解りやすくなったということです。
addEventListenerというたったひとつのメソッドを習得するだけで、ActionScript 3.0の世界は大きく広がっていきます。

イメージ:加茂 雄亮
[加茂 雄亮]

ActionScript 3.0になり、言語が概念的に整備されました。 ActionScript 2.0ではあやふやだった部分が、ActionScript 3.0では全ての仕様に意味が明確になっているのです。これは開発者には非常に心強く、リソースも他の言語よりも豊富です。しかし、残念なことに、イベントという重要な部分、特にセミナーでお話ししたaddEventListenerの第三引数の内容は非常に難しいテクニックのひとつで、初心者本的な書籍では取り上げられていないことがほとんどです。

このようなテクニックの学習には、書籍だけでなく、WonderflSparkProject で投稿されているレベルの高いコードのソースを覗いて、ベストプラクティスを学習するのもひとつの方法です。

また、基本の学習には短期集中講座を受講することが効果的です。ロクナナワークショップの 林拓也のActionScript 3.0入門講座 では、ActionScript 3.0の基礎を満遍なく学習できます。少人数制で、気軽に不明点を質問できますので、学習する上でなにから始めればいいか分からないという方にもお勧めです。

イメージ:加茂 雄亮
[加茂 雄亮]

今後は、ご来場いただいた皆様にご回答頂いたアンケートを参考に、さらに初心者・入門者の方々に優しいワークショップ・セミナーも企画していきたいと考えています。その際にはまた是非、ご来場頂けたら幸いです。

本日はお忙しい中、お越し頂きありがとうございました。

(2009/6/4 加茂 雄亮)

20090417

魅せる!アート スクリプティング
- ActionScriptで表現するビジュアルデザイン -

イメージ:魅せる!アート スクリプティング

イベント詳細

日本を代表するFlashクリエイターの 梅津岳城 氏と 高木久之 氏をゲストにお迎えし、ActionScriptで表現するWebデザインセミナーを開催します。

開催概要

  • 日時:4月17日(金)18:00 – 21:00(開場:17:30)
  • 会場:東京・渋谷「 ティーズサロン
  • 出演者:梅津岳城(mount inc.), 高木久之(wildcard inc.)
  • オーガナイザー:今北舞(ロクナナ)
  • 料金:4,000円(税込み)※学生料金(数量限定):2,000円(税込み)

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魅せる!アート スクリプティング

イベントレポート

イメージ:今北舞氏(左)高木久之氏(中央)梅津岳城氏(右)
[今北舞氏(左)高木久之氏(中央)梅津岳城氏(右)]

アートスクリプティング

アートスクリプティング(造語)とは、プログラミング言語を用いた表現手法の一つで、特定のプログラミング言語を指すわけではない。プログラム言語をデザインを表現するツール ペンに置き換え、ビジュアルデザイン・インタラクティブデザインを意味する一つの方法論といってもよいだろう。このような表現手法は国内外問わず多くの注目を集めており、その手段として Processing(プロセッシング)やFlash ActionScriptが活発だ。

イベントでは国内でもFlashクリエイターとして評価が高い、梅津岳城氏と高木久之氏を迎えて開催され、イメージをスクリプトに落とし込む表現の考え方から、実践的なプログラミングの作法まで、幅広く興味深い内容となった。

表現とユーザーインターフェース

第1部では mount inc. のデザイナーとして活躍する梅津岳城氏が、表現・使いやすさ・パフォーマンスを兼ねそろえた実装の方法論を解説した。梅津氏は自身が手がけた作品を数点例に挙げ、そのコンセプトと表現手法を語った。

まずは女性アパレルブランド RED CLOVER のウェブサイトを紹介。女性らしい繊細さ、柔らかさがビジュアルの随所に感じ取られる作品だ。

RED CLOVER トップページabout red clover
[RED CLOVER トップページ(左)about red clover(右)]

この柔らかい藁半紙のような質感を表現するために、よく見ると文字がかすれていることがわかる。このような表現はビットマップなら手軽だが、実装ではXMLを読み込んだダイナミックテキスト(動的に文字列を埋め込む手法)を用いているため、前述の方法は使用できない。そこで梅津氏はFlashでかすれのエフェクトを作成し、サイト全体で流用することで効率化を図るなど、スクリプトによるビジュアル表現を随所に採用している。ささやかなことだが、この独特の質感がユーザーに心地よさを与えている。さらにインターフェースのアプローチとして、愛らしいSE(効果音)を付加した他、コンテンツ遷移時に毎回違うビジュアルを表示することで、ユーザーが無意識にサイトのコンセプトを感じられるものとなっている。

次に、上海の地上101階建て超高層ビル、Shanghai World Financial Center のウェブサイトを紹介。

Shanghai World Financial Center
[Shanghai World Financial Center]

このサイトでは、世界屈指の超高層ビルの高さを表現することをコンセプトとしている。これを実現したのがコンテンツ全体を1ページに集約し、縦長に積み上げたその大胆なサイト構成だ。イントロ部分ではこの縦長のコンテンツを下から上へスクロール。ユーザーに全てのコンテンツを見せながら上昇を続け、ようやく目的のコンテンツへと到達する。本来ならこのような演出はユーザビリティの観点から、タブー視されがちな行為ともいえる。しかしこのイントロの存在で、ビルがいかに高層であるかをユーザーが体感することができるのだ。

さらにパフォーマンスにも気を遣っており、「Flashで使用する画像はまとめてzipで読み込み、内部的に解凍することでサーバーのリクエスト数を劇的に減らすことができた」とのこと。計算されつくされた設計と配慮がうかがえるサイトだ。

続いて梅津氏がどのように1つのコンテンツを築き上げるのか、その過程をコンセプトからプロトタイプの作成、実際のソースまでを余すことなく解説がなされた。この解説には梅津氏の最新作、dajistudio を例に挙げて紹介。dajistudioはサウンドデザイナー 吉田健二氏のポートフォリオサイトである。

dajistudio
[dajistudio]

メインビジュアルにもなっているサウンドの波形に合わせた美しいビジュアライザが特徴的なサイトだ。実際にサイトをご覧いただきたいのだが、波形がまるで小魚のように流れる様は思わずサウンドに耳を傾けながら、無心で眺めてしまう。この美しいビジュアライザに至るまでに、梅津氏はいくつもスタディー(試行錯誤)してきたという。もともと既存サイトの問題を改善するために見やすく・聴きやすいを最低限の課題と設定。「必要最低限の要素で音楽を表現したかった」と述べた上で現在の形に辿り着くまでの過程を紹介し、ビジュアライザの設計とロジックについても解説した。

実際にソースを見ると、非常にシンプルに実装されている印象受けた。この解説の中で会場の注目を集めたのがFlash Player9.0で実装されたSoundMixer.computeSpectrum()メソッドによるサウンド波形の抽出だ。このメソッドは、指定したByteArrayクラスインスタンスにサウンドの左右チャンネル256個ずつ、左右あわせて512個の浮動小数値を格納するものだ。このメソッドで収得した値を使って今回のビジュアル表現に活用している。

さらに梅津氏はこの値を利用した動きの表現をより自由なものにするため、サウンドの周波数をSoundMixer.computeSpectrum()メソッドで抽出したあと、取得した256個のデータを分割し、値に対してランダム処理を加え、分割したデータを再合成するなどの実装を試みた。これにより動きは格段に気持ちのよいものとなっている。

このようなロジックを解説すると少し難解に感じられるかもしれない。しかしこのようなちょっとした処理をスパイス的に加えることが、ユーザーに対して無意識に快感を与えている要因だといえるだろう。またこれらのソースは参加者に公開・配布された。ハイレベルな方法論の数々に来場者も納得の第1部だった。

プログラムから生まれるクリエイティブ

イベント第2部では wildcard inc. の代表取締役兼ディレクターでもある高木久之氏が登壇。

制作するにあたって触れる気持ちいいインタラクティブを軸としているのだという。オーガナイザーである ロクナナ 今北舞氏の質問パフォーマンスと表現の折り合いについて「どんなに気持ちよくても(再生速度が)重かったら意味がない」と高木氏は語る。またそのインタラクティブには「意外性を作っていくと、人はその作品に深く関わるようになる。…どの作品にも意外性を持たせている」と、自身のこだわりを作品を交えながら解説した。

このときあげられた事例が高木氏自身が立ち上げ、wildcard inc.のサイトで紹介されているLine Project線のみでどこま表現できるかに挑んだこれらの作品は、技術的にも表現的にも素晴らしいものばかりだ。中でも、LineProject 005 MISTYLINEは、わずか50行のロジックで動いているという。しかしながら高木氏は「このプログラムがどう動いているかを学ぶことは大して勉強にはならない、大事なのはそこに至るまでのプロセス」と説く。

LineProject 005 MISTYLINE[LineProject 005 MISTYLINE]

やはり地道なスタディー(試行錯誤)が欠かせないようだ。

「MISTYLINEはまず線を描くことから始まった。しかしただ線を永遠と描画するのではパフォーマンスもどんどん落ちてしまうため、制限をかけ、次にマウスの動きに反応する動きを付加した」と、パフォーマンスとのバランスを解説。気持ちよさを追求する中で試行錯誤を積み重ね、構築していることがわかる。

さらにブラッシュアップについては、ユーザーがモノを120%コントロールしている感覚を狙ってを検証を繰り返す。その結果MISTYLINEでは加速をマウスコントロールと絶妙に繋げることで、ユーザーはまるで自分の意志を線に直接投影しているような気持ちにさせられる。

高木氏は一連のプロセスをロジカルに組み立て、フィジカルにきめると定義。ロジックが組み上がった段階で、あとはひたすら自分で触ってみて、足りない気持ちよさをどんどんブラッシュアップする。頭で考え、体で考えるというプロセスを反復するという高木氏。自分の体でフィードバックし、体感することの重要性が感じられる。

ビジュアル表現とソフトウェア制作の対比について「正確に動くことはもちろんのことだが、ソフトウェア制作論と異なり、このような表現手段にはイメージする気持ちよさ・さわり心地が目標とするゴールと、その先にあるクリエイティブな考え方」を語る。その中で「ソフトウェア・プログラミングをビルディングの建築だとするならば、インタラクティブ・プログラミングは家具や粘土細工」と喩えた。

また高木氏は昨今のFlash界のなんでもできる不自由さに警鐘を鳴らす。
「あまりになんでもできすぎる故に、Flashシーン全体が道具に縛られている」ActionScript 3.0の登場によって、Papervision3DやBox2D等の大規模ライブラリを始め、処理速度の向上によって表現の幅が広がったことは確かだ。しかし、簡単に高度な表現ができる反面、視野が狭くなり、それだけで満足しがちだ。
高木氏は「3Dが動くのは当たり前。ライブラリは道具として捉え、使い倒さないと意味がない。その先に何があるのか、それがインタラクティブデザインをする人が考えることではないか」とコメントした。

ちなみに高木氏自身は、パラメータの調整が必要な場合や、Z軸が加わることで直感的な調整が難しいPapervision3Dを扱うときは、パラメーターを直感的に変更できる制作補助ツールを作成し、開発の手間を省いているという。

イメージ:デバッガー

気持ちよさを追求するには、それだけ細かな調整とブラッシュアップが求められる。必要に応じて検証用にツールを制作する事も、インタラクティブデザインの匠に近づく一歩なのではないだろうか。

この日のセッションを通して二人から感じたことは、まさに職人であるということだ。彼らに妥協という言葉はない。気に入らなかったら一から作り直し、ひたすらブラッシュアップを続け、納得いくまで繰り返すのだ。一歩先を行くあくなき追及心は、誰も体験したことのない気持ちよさを表現する。そうして組み上がったものが人々を魅了し、驚嘆や感動に導くコンテンツへと変貌を遂げるのだろう。

このイベントに参加した誰もが表現することの本質的な重要性というものをはっと気付かされたようだった。著者自身も非常に強いインスピレーションを受けるイベントとなった。

(2009/4/24 加茂 雄亮)

20090417

小林茂に学ぶフィジカルコンピューティング
- Funnelの可能性とActionScriptでの活用実演 -

イメージ:小林茂に学ぶフィジカルコンピューティング

イベント詳細

IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)准教授、Gainer(ゲイナー)およびFunnel(ファンネル)開発チームの中心メンバーである 小林茂 氏をゲストにお迎えし、Funnelの最新デモンストレーションを中心としたフィジカルコンピューティングセミナーを開催いたします。

開催概要

  • 日時:4月17日(金)13:00~16:15(開場:12:30)
  • 会場:東京・渋谷「 ティーズサロン
  • 出演者:小林茂(IAMAS)
  • 料金:3,600円(税込み)※学生料金(数量限定):1,800円(税込み)

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小林茂に学ぶフィジカルコンピューティング

イベントレポート

イメージ:小林茂氏
[小林茂氏]

ハードウェアスケッチとフィジカルコンピューティング

FunnelIAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)の准教授 小林茂氏を中心として開発されたアイデアをフィジカルにスケッチするためのツールキットだ。

イメージ:Gainer I/Oモジュールイメージ:FIOv1.3

小林氏は今回Funnelの可能性を語る上で、まずスケッチとは紙にペンで描くように思いついたアイデアをすぐ具現化することである、としてその重要性を語った。このスケッチをベースに開発へシフトする場合、Flash等に代表されるソフトウェア開発では、気軽に実験や組み込みが可能だ。しかし、ことハードウェア開発に至ると、気軽にスケッチすることができず建設的ではなかった。このような状況から、自然とインタラクションデザインでフィジカルなものを絡めた時のプロセスで使えるツールキットの必要性を感じていたのだという。

また、昨今では様々な教育機関で取り上げられ、注目を浴びているフィジカルコンピューティングについても、その中で人間のフィジカル(身体的・肉体的)な行為を、コンピュータがいかに理解・反応するか、その表現の幅を広げる目的があるとした。

小林氏は、人間とコンピュータのインターフェースの関係性としてマウスとキーボードの問題をあげ、ネットワークの通信速度は日々高速化していく中で、人間とコンピュータとの関わりが非常に低速であることを指摘した。マウスとキーボードが実装され、1973年に登場した Alto を紹介し、「マウス・キーボードの30数年以上変わらないスタイルは、ある意味で完成度が高く、今まで通用してきたすごいコンセプトと言えるかも知れない。だが、これが完璧だとは誰も思っていないだろう。人々は日々、ストレスを感じながらパソコンを使っているのではないだろうか。だからこそ、iPhoneのようなマルチタッチを使ったジェスチャーでコントロールできるものがあると、新鮮に感じ、話題になったのではないか」と語った。

イメージ:Alto(1973) 出典:http://toastytech.com/guis/

続いて小林氏が受け持つ講義で作成した、指に挟んで動かすことにより音がでる子供用玩具「アクション!ゆびにんぎょう」と、歯車の噛み合いに応じて音を出し、音のズレによって音楽を奏でる「JammingGear」を紹介した。

イメージ:アクション!ゆびにんぎょうイメージ:JammingGear
[アクション!ゆびにんぎょう(左)JammingGear(右) 写真撮影:蛭田直]

このようなGainerやFunnelといったツールキットを使ったハードウェアスケッチについて、「自分のアイデアを素早く具現化することができ、開発に関しても時間やお金をかけずに早い段階で、その先ブラッシュアップをするのか、やめてしまうのかを判断することができ、コンセプト・アイデア段階のプレゼンテーションにおいても実際に動きを体験し共有することができる面でも大きなメリットがある」と、その必要性を述べた。

フィジカルとバーチャルを繋ぐGainerそしてFunnel

小林氏はフィジカルな世界(物理的な世界)とバーチャルな世界(PCやインターネットの中)を繋ぐ方法として3つの方法を紹介した。

  • ・マイコンのみ(PIC, AVR)
  • ・マイコン+PC(Arduino, Wiring)
  • ・I/Oモジュール(Gainer, Phidgets)+PC

イメージ:フィジカルな世界とつなぐ方法:マイコン+PC(例:Arduino, Wiring)イメージ:フィジカルな世界とつなぐ方法:I/Oモジュール(Gainer, Phidgets)+PC
[マイコン+PC(左)I/Oモジュール(Gainer, Phidgets)+PC(右)]

それぞれの特性と問題点やメリットを解説。その中でも2006年に開発されたGainerについて「Gainerはいわばシンプルなドライバであり、センサがどのような状態になっているか、またLEDを発光させるなどの実装が手軽にでき、プログラムも簡単である」とその利点をあげた。しかしその反面、Flash ActionScript等の作法に行き違いがあり、開発におけるハードルとなっていたと振り返った。
それらの問題やフィジカルコンピューティング独特のノウハウをふまえ、2007年に開発がスタートしたFunnelは、無線接続も可能な高レベルフレームワークである。APIの規模もそれほど大きくなく、シンプルな作りになっているとし、配布はSWC形式(コンパイルされたActionScriptファイル)ではなく.as形式(ActionScriptソースコード)で配布することで透明性を重視したと語った。

フレームワークとしてのFunnel

イベントの途中、小林氏の紹介によりロクナナワークショップ Gainer入門講座 の講師であり、合同会社アライアンス・ポート のグラフィックデザイナーの 山辺真幸 氏が登壇。実際にFlash ActionScriptを使用し、加速度センサとPapervision3Dでの実装デモをライブコーディングで実演。ActionScriptとの親和性を解説した。

イメージ:山辺真幸氏
[山辺真幸氏]

デモでは、Papervision3Dで生成されたキューブが、加速度センサの入力データに応じて動作した。ライブコーディングでは、ハードにGainerを使用。Funnelサーバの設定からGainerのI/Oモジュールに適したコードの書き換えを行った。Funnelライブラリを使用しているため非常にシンプルに記述することが可能なようだ。また、Funnelの特徴でもあるフィルタについても解説し、入力される値を指定の下限値と最大値へリニアにスケーリングが可能なScaler、入力に対して移動平均フィルタをかけて滑らかにするConvolution、アナログの入力値に対してしきい値と不感帯を設定し、0か1かの2つに分割するSetPointを紹介。このような複雑なフィルタ処理も、Funnelならば一行で記述が出来るとした。

続いて FIO を使用した無線通信での実演。FunnelサーバのSettingファイルやActionScript側での生成インスタンスなど、若干の変更はあるものの移行はスムーズで、ドライバやライブラリの換装もなくかなりシンプルだったといえる。山辺氏によれば、「最初からFunnelで開発すれば、あとで無線にしたい場合でもモジュールを選ばない利点があるので、細かいところを気にしなくて良い」と語った。

イベント後半では主に電子回路の基礎知識から、Funnelでのイベント処理、センサに応じた入出力制御についてデモを交えて解説。前述のとおり、Funnelは、非常に優れたフィルタ処理クラスを持つ。これによって、異常な値を受け取っても適正な値に、専門知識が無くても簡単に変換させることができるのが嬉しいのは筆者だけではないだろう。フィルタでは入力以外に出力にも対応し、LEDの点滅を制御するOscクラスも紹介された。味気ないチカチカ点滅や、Macのスリープランプようなふわふわとした点滅まで、パラメータを調節するだけで制御可能だ。ただし、LEDなどをOscクラスからしかコントロールできないわけではなく、「TweenerやTweensyなどのライブラリから、通常のアニメーションと同様にコントロールすることも可能だ」と語った。

Funnelライブラリでのイベント処理についても、ActionScript 3.0でのイベント処理を踏まえ、addEventListenerで入力をキャッチできるとし、客観的に見てもActionScript 3.0との親和性が高いことへの理解は容易で、特徴を存分に活かしているといえるだろう。

Arduinoの拡張性とGainerのシンプルさ、そこから生まれたFIO

FIO はLilyPad Arduino v1.6から派生してデザインされた Arduino 互換機だ。Arduinoとは世界的に有名なオープンソース・プラットフォームで、IDE(ソフトウェア開発環境)とArduino I/Oボードから構成される。Arduinoは回路図・基板レイアウトが公開されているオープンソース・ハードウェアの側面も持つため様々な派生形が存在する。FIOもその一つと言え、Gainerでは難しかった無線モジュールを実装している。

イメージ:Arduinoの各部紹介
[図版:柏木恵美子]

FIOの無線通信方式にはWi-Fi(無線LAN)やBluetoothと比べて低速だが接続ノード数が非常に多いZigBee(IEEE802.15.4)を採用。これについて小林氏は「もともと家庭内でリモコンの役割だとか、工場にセンサを多数配置し、監視システムの役割を担うという話もあった。その背景でZigBeeは電池寿命についても前者に比べると断然長く、ネットワークにおいてもBluetoothとは異なりセッションを張らないため、接続の確立までに数ミリ秒のみしかかからないところに注目した」と語り、実際にFIOで無線通信を準備から動作確認までを実演した。

この他にも、イベント当日時点で未公開の最新バージョンFunnel009RC2にも触れ、来場者の関心度はさらに増した。デジタルコンパスやカラーセンサなどのI2Cデバイスのサポート、Funnelサーバのアプリケーション化など新機能は多い。会場で小林氏はFunnelライブラリに追加されたfunnel.i2c.HMC6352 クラスによるデモを実演し「向いてる方向がとれるため、加速度センサと連携した星座アプリや、3Dブラウザなどが実現できるのではないか」と語った。Funnel009RC は本稿執筆時点(2009年04月23日)既に公開されているので、是非チェックしてほしい。

今回のイベントではライブコーディングというアプローチで、FunnelのActionScriptとの親和性、そしてなにより手軽さが来場者に実証されたのではないだろうか。フィジカルコンピューティングのハードルは一見高そうに思えるし、とっつきづらい感があるのは否めない。しかし、実際は非常に手軽で簡単、そのうえ自由度が高いのが事実だ。本稿を読んで興味をもったならば、是非チェレンジしてみて欲しい。

ロクナナワークショップは様々なGainer入門講座を開講しており「 FlashとFunnelで始めるGainer入門講座 」では、今回ゲストとして参加した山辺氏が講師を担当。受講者にはGainer I/Oモジュールとブレットボードを含むツールキットがもれなくプレゼントされる。これを機会にぜひGainer・Funnelを実際に触ってみてはいかがだろうか?

(2009/4/23 加茂 雄亮)

20090217

実験!Movable Typeラボラトリー
- 最強のパブリッシングプラットフォーム・MTテンプレート徹底活用 -

実験!Movable Typeラボラトリー

イベント詳細

Movable Typeは考え方次第で、Web公開用に限らない様々なファイルを生成するプラットフォームとして使うことが可能です。本イベントでは、様々な観点からMovable Typeの新しい使い方を探っていきます。

開催概要

  • 日時:2月17日(火)18:00 – 21:00(開場:17:30)
  • 会場:東京・渋谷「 ティーズサロン
  • 出演者:黒野明子(crema design), 上ノ郷谷太一(シックス・アパート)
  • オーガナイザー:佐々木京子(ロクナナ)
  • 料金:4,000円(税込み)※学生料金(数量限定):2,000円(税込み)

ブログなどでご紹介いただく際のバナーをご用意いたしました。

実験!Movable Typeラボラトリー

イベントレポート

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出張講座・貸し切り講座

ロクナナワークショップでは、会社・学校などご希望の場所への出張や、個人や団体での貸し切りも受け付けております。

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